なんとか仕事にありついた！

　ごきげんよう　イズーです。

　新型コロナウィルス蔓延、緊急事態宣言のおかげで、仕事もなく、家で掃除機かけて、洗い物をし、娘とゲーム、ウォーキング、長かったよ！やっと仕事です。

　まぁ脳腫瘍の事もあり潜水の仕事はスルーさせてもらい、船の船長＆雑工と言～事なり仕事をくださった会社様ものっごっつい感謝です。

思い起こせば、２９年前この業界にとびこんで、訳も分からずオッサンたちにボロクソに、文句言われながら、右往左往、すったもんだしながら、ちょっとずつ仕事を、覚えて、少しずつ信頼してもらい、やっといっちょ前と言われるよ～になりました。

　一口に潜水の仕事といっても、かなり多岐にわたる、土木、サルベージ、構造物設置、撤去、捜索、調査、撮影、計測、清掃、浚渫、海生物の飼育、海、池、湖、川、人工プール、まぁ水中で行う作業全般なんでもござれ、中には、飛び込んだ車を仏さんごと揚収する仕事もある（自分は今ままでで、数人あげさせてもらいました。）

　（イズー君!!仏さんあげた時はパチンコいったらええで～仏さんが勝たしてくれるねん！！「えっ！マジで！！」って都市伝説のような事言われて、意気揚々と打ちにいくと、きれ～～ぃにスッカラカンにされた事を思い出す、その先輩に・・・）

自分「昨日打ちにいったら、スッテンテンに、されましたでっ！どないなってますのん？」

先輩「え！マジで！アホやコイツ！ほんまに行きよったんやっ！アホ過ぎる！！がははっははっはｈｈｈっ！！」

（くっそーーっ！！何年か先絶対ヒネっちゃる！！）

　話はそれましたが、潜水士の免許一つあっても、潜りの仕事は務まらない・・・

最低でも、送気員、ガス溶接、電気溶接、玉掛、小型移動式、小型船舶2級このくらいの、特別教育と免許が必要かな、あくまでも個人的見解ですが・・・・

自分はあと、車両系と足場の組み立て主任者と土木施工管理・・・アークJISも持ってます。

まぁガス溶接にしてもアーク溶接にしても資格持ってるだけじゃ～やっぱアカンし、それなりに経験「腕”ウデ”」がないとお話しにならない、もちろん知識も重要です

めっちゃ逸れましたが・・・その分野、分野で知識と技術がいるって事ですな・・。

この度は、船の操船と雑工なので、まぁなんとかんるやろ～と余裕かましていざ出港です。

 

 　天気も良好、陽当たり良好、波の感じも良好、船のエンジンも快調ときたもんだ！

出港から３０分くらいで現場到着。

すると・・・・・・・

　いわゆるコンパクション船と言～ヤツですな。

大口径のケーシングパイプを、海底地盤にバイブロと打撃マシーンで打ち込み、規定の地盤深度まで、打ち込んだらそのケーシングの中に砂やらバラスやらを投入し、引き抜く、それによって、海底地盤の支持力が増大するっちゅ～モンですな・・・・海底地盤改良工事かな？・・・・まぁ防波堤やら、海洋建造物の工事には、必須の仕事ですな。

左に見える船が、通称ガット船と言われる運搬船で多分ケーシングに掘り込む砂を運んできたんやなと・・・・・

んで・・・・実際今日は何するんやろーと思い桟橋で待っていると土木の監督が登場し、仕事の説明をしてくれ、やる気スイッチ入りまくりの自分に・・・・

監督「まだ、とりあえず、やることないんで、ゆっくりしといて下さい。」

自分「え・・・・！あ！・・・はい・・・」

（めちゃ拍子抜けまくり）

概要は地盤改良に伴うコンパクション船使用による、振動、騒音、水質、を管理し、地域住民様に御迷惑をおかけしますが、毎日欠かさず工事中は、それぞれの値をチェックし、基準値を超える場合は、ただちに工事を中止し対策を講じますので、なにとぞ、御協力のほどおねがいします。ってお役所との約束みたいです。

　（よーするに、港のチョイ沖で、ブルブル、コンコンでちょっとうるさいケド、ちゃ～んと、音と振動。あと水の汚れなんか、ようよう見とくさかい、ちょっとその辺こらえたって！！たのんますわ！！って感じですな。）

・・・・・・・・で、自分の仕事とは・・・

　騒音計測機、振動計測機の設置と警戒業務船への日報の運搬、職員の通船、振動による周辺岸壁のＬＶのチェックと、コンパクション船周りの１０時、３時の水質チェック・・・

う～～～～ん、やっぱり、雑工ですな。

　でも、忙しいのは朝一と１０時、３時だけなので、あとはのんびりひなたぼっこできました、ひさびさの仕事で、どないなるかと思っていたのだが、とてもよかった。

（朝から夕方までフルに忙しのも考えものですからね～～♪）

　この仕事が約２週間あり、収入は政府発表の定額給付金と嫁のパート代だけだったので、めっちゃひやひやもんでした。

今日はこのあたりで、ごきげんよう～～　　ふるえてマテ。